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2008年5月14日 (水)

カンボジアの4月はメチャ暑い!

 4月のカンボジアは1年で最も暑い。日中は日陰でも30度を超え、日なたは多分50度近くになっているだろう。幸いなことに雨季ではないので日本のような蒸し暑さはないが、直射日光は肌が焼け焦げるような気がする。そんな猛暑のカンボジアに4月7日から14日まで滞在した。

 日本のお正月は寒い冬の真っ最中だが、カンボジアは猛暑の4月13日から15日までの3日間。私はこの12年間で70回以上カンボジアを訪問しているが、この時期の訪問はこれで2度目だ。

 日本のお正月は初詣での習慣があるが、敬虔な仏教国であるカンボジアでは多くの人々がお寺に行き、お坊さんに読経してもらう。昼間は暑いので、夕方になってからお参りに行く人が多い。4月13日、友人達に連れられて昼間の暑い時にプノンペン市内のウナロム寺院へ出かけたが、1時間もいると頭がクラクラするほどの暑さに閉口、早足にエアコンの効くホテルへ戻った。

 思えば今から33年前の1975年、お正月の終わった4月17日、ポルポトに率いられた軍隊がプノンペンを制圧、悪夢の3年8ヶ月が始まったのだが、今のプノンペン市民は何事もなかったように平和を楽しみ、享受している。そう、これでいいのだ。この平和が永遠に続いてほしいと、お寺に祈願した。

 話は変わるが、カンボジアの電力事情はかなり悪い。特に、猛暑で電気が異常に消費され、需要が供給をはるかに上回り1日1回は停電の洗礼を受ける。しかも長いときは停電が半日以上も続く。プノンペン市内にある私どもの事務所も例外ではなく、特にエアコンが使えなくなると早めに事務所を退散し、ホテルに戻る毎日だった。

 カンボジアは発電所が少ないため、お隣のタイやベトナムから電気を買っているそうだが、それでも需要に追いつかないのだから困ったものだ。日本も一昔前まではよく停電したが、今停電すると次の日の新聞に載るほどの大事年になる。カンボジアでの生活は停電に慣れることから始まる。

 夕方、少し涼しくなってきたので泊まっているホテルの屋上にあるビアガーデンに行った。やがて日が暮れると、星が輝き始めた。星のことをカンボジア語で『プカーイ』というそうだ。夜空にプカプカ浮かんでいるかな?と意味のない空想をしながら食事を楽しんだ。明日は春爛漫の日本へ帰れる。四季のある日本は素敵な国だと、他国の空を眺めてつくづく思った。

         2008年5月14日(水)  理事長 根岸恒次

 

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