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2008年5月23日 (金)

明日がくることは奇跡です

『食わず嫌い』という言葉がある。食べてもいないのに、何となくまずそうなので食べない状態を指しているのだが、私はカンボジア語(クメール語ともいう)に関して長い間『食わず嫌い』だった。自慢ではないがよくバカにされていたものだ。『数十回も行っている割りにはカンボジア語ができない』と。このままではいけないと反省し、何度か挑戦するも長続きせず、少しかじっては挫折する繰り返しだったが、今年は一念発起し、前向きに勉強を始めた。すると、会話も文法も意外に仕組みが簡単だということが分かった。書くのは難しそうだが、しゃべるのは何とかなりそうな所まできた。後は単語力と、暇さえあれば覚えようとしている。(ボケ防止にも効果あり)

寿命が延びたおけがで、定年後の人生が長くなった。『08年版高齢社会白書』によると、2017年には75歳以上のいわゆる後期高齢者人口が前期高齢者人口を上回る見通しであり、2055年には後期高齢者が全人口の25%に達すると推計される。

しかし寿命が延びたとはいえ、人間一生の中でできることは限られている。限られているだけに『これだけは!』といえるものを徹底してマスターしたいものだ。たとえばスポーツ。最低一つは得意なスポーツを。テレビで野球観戦だけではどうも。前述の語学もそうだ。長い一生、自国語のみではチョット情けないかな。趣味ならプロ並みのレベルを目指そう。写真でも、絵画でも、音楽でも、文章でも。世界一周の旅もいい。好奇心旺盛で何にでもトライする姿勢で生きている人は年を取らない。

余命あと六ヶ月と医師から宣告を受けた二人組が、やりたいことを箇条書きにメモし、一つずつこなしていく映画『最高の人生の見つけ方』を観た。スカイダイビング、カーレース、世界旅行、エベレスト登山と巡り、最後は家族の元へ。そして二人はかけがえのない家族愛に包まれてジ・エンドというストーリーだ。映画の世界とはいえ、座して死を待つよりはるかに充実した生き方だ。(お金がないとできないが)

TBS系列『イブニングファイブ』が放送し、全国民が涙した『余命一ヶ月の花嫁』の長島千恵さんは乳がんが肺に転移し、24才で生涯を閉じたが、勇気を持ってテレビに出演、早期発見が大事だとよびかけた。短い生涯だったが、家族や友人に囲まれ素敵な一生だった。人生は長さではなく中身で勝負だ。

知恵さんは『明日がくることは奇跡』と言い残した。裏を返せば今日というかけがえのない一日を大切に生きようと。

         2008年5月23日(金)   理事長 根岸恒次

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