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2008年7月11日 (金)

サッカー少年を育てよう

 カンボジアで盛んなスポーツといえば、まずはサッカー。ボールひとつあればいつ、どこでもできるスポーツなので、カンボジアに限らず世界でもっともポピュラーなスポーツといえる。

 本会では、数年前になるがカンボジアの首都プノンペン近郊の孤児院対抗少年サッカー大会を企画したことがある。八チームが参加し、優勝チームにトロフィーを差し上げたり、参加者に記念品を配った。そのときに感じたことだが、カンボジアの少年は思っていたより運動神経が発達しており、暇さえあればサッカーの練習をしているらしく、技術も結構ハイレベルだった。 

 もっと練習すれば将来ワールドカップも夢ではないと、国際サッカー連盟が毎月発表している『FIFAランキング』を覗いてみたら愕然とさせられた。世界199の国と地域が加盟しているが、カンボジアはなんと下から数えた方が早い176位。しかもカンボジアの下はグアムとか米領サモアとか、米領バージン諸島とかいう自治領ばかりで、名の知れた国はほとんどがカンボジアより上位だ。お隣のラオスが161位、あまりスポーツをしていなそうな軍政のミャンマーでさえ151位。(ちなみに日本は42位)

 そこで、サッカーに詳しいカンボジアの友人に現状を聞いたが、4年に1度のワールドカップ大会はいつも1次予選で負けているそうだ。空き地では子ども達があんなに練習しているのに、この世界との格差は一体なんだろうか。

 カンボジアの人達はサッカーが大好きだ。余談だがサッカーくじも盛んで、街角には売り子がたむろしている。しかし、くじよりもやはりスポーツとしてサッカーの強い国になってほしいと、いつからか思うようになった。『ブラジルだって最初から強かったわけではない、カンボジアだってその気になれば将来予選を突破して本戦出場も夢ではない。それにはまず練習、それも子ども達をしっかり指導することによって、将来国を代表する選手が育つのでは?』と考えるようになった。

 もう少し現場の実情を知りたいと思い、プノンペン市郊外のコンポンスプー県教育局に出向き、小・中学校のスポーツ担当者に会った。その説明では、サッカーに限らず種目別のスポーツ大会を学校対抗で年に1度開催しているというが、ほかには何もないらしい。

 カンボジアの子ども達には夢がある。医者になりたい、先生になりたい、サッカー選手になりたいと。しかし悲しいかな、その予算がない。空き地はあるがサッカー場がない。教えてくれる指導者もいない。ないないずくしの中、何とかこの国をサッカー大国にして子ども達が希望をもてるよう、協力してくれる人はいませんか?

                        2008年7月11日

      21世紀のカンボジアを支援する会  代表  根岸恒次

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