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2008年9月10日 (水)

一歩前に進む勇気がほしい

 団塊の世代を中心とする戦後生まれの定年が始まった。多くの企業が60歳定年で、退職後は契約の形を変えて職場に残るか、関連事業所でもう少し働くか、別会社に再就職するか、まったく仕事をやめて悠々自適に過ごすか、その後の生き方は千差万別だ。しかし年金を満額受給できるのは数年先という人が大半で、60歳で完全リタイヤ組は今のところ少数派だ。

 男女の平均寿命が80歳を超えた今、60歳はまだ若い。人によっては90歳、100歳まで生きるこの時代、この先最低20年から長ければ40年は生きることができるのだから、60歳は第二の人生のスタート台だ。しかし残念なことに、この若さで人生の幕を引いてしまう人が多いようだ。この時代、それなりには生きていけるだろうが、生きるだけなら動物と変わらない。人として生きる以上は最後まで立派に生き抜く姿勢がほしいものだ。

 偉そうなことを言っている私も実はこの12月で還暦、いわゆる団塊世代の定年組だ。しかし私には定年はない。8年前に起業した会社が今のところ順風満帆、しかし生き馬の目も抜かれる厳しい世の中、いつ傾いて倒産するやもしれないが、そんなことを考えていてはこの先何もできないので、常に前向きに頑張ろうとしている。

 その頑張ろうとする気持ちを支えてくれているのがカンボジア支援活動だ。マザー・テレサは「世の中で一番さびしいことは人に必要とされないこと」と言っている。カンボジアの人たちが私を必要としている限り、私は活動を停止することはないと思う。

 日本とカンボジアの架け橋になろうと心に決めて8年前に始めた支援活動、現在私は隔月にカンボジアを訪れ様々な支援活動や交流活動を行なっており、これからも健康である限りこのペースを崩さずにカンボジアの人たちとお付き合いしていくつもりだ。とても定年なんて言っておられず、しなければならないことが日本でもカンボジアでも山積みだ。百聞は一見にしかず、あなたも是非一度カンボジアなどの途上国を訪れてほしい。世界の惨状をその目に焼きつけた時、あなたの心は揺れるはずだ。

 60歳はまだ若い。あなたが培ってきた経験、知識、人脈、どれをとっても一級品だ。そんな財産を使わない手はない。確かに体力は落ちたが、知力・気力はまだまだ。濡れ落ち葉とバカにされふがいない人生で終わるか、あなたを必要とする人たちのためにもう一度人肌脱ぐか、すべては決断次第。一歩前に進む小さな勇気がほしい。

                 9月9日   代表  根岸恒次

Mekon910

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