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2011年1月28日 (金)

カンボジアの伝統行事「水祭り」で多数の死傷者

 カンボジアの首都プノンペンで11月20日から22日まで行なわれた年中行事「水祭り」、最終日の22日夜、大惨事が起こった。橋の上で密集状態になった見物客が押し合いになり、倒れ込んだ人を踏み越えたり、川に飛び込んだりして死傷者が出た。政府によると、351人が死亡、378人がけがをした。死者はさらに増える恐れがあるという。
 死因のほとんどは圧死か水死。下敷きになった女性や子どもが死亡した例が多かった。
 事故が起きたのは、プノンペン市内を流れるトンレサツプ川の、中州にかかる橋の上。周辺には大型商業施設が立ち並び、今年から、水祭り見物のため開放されていた。
 事故が起きた22日は、本会が主催した「カンボジアふれあいの旅」の最終日だった。
 夕刻、お客様をプノンペン国際空港まで見送り、延泊した数人の仲間と市内のホテルでくつろいでいたら、ホテル前の大通りを沢山の救急車が川の方向に飛びかった。お祭りでけが人でも出たのかなと思っていたら、現地のスタッフが「多数の死者が出ているようなので外出しないでほしい」との一報が入った。
 翌朝には事故の概要が判明、カンボジアのフンセン首相は地元のテレビで「ポルポト政権以降、最大の惨事」とコメントした。
 平和になったカンボジアだが、思わぬ落とし穴があった。狭い街に100万人以上がひしめく密集状態。今後、警備当局の責任が問われることになるだろう。
 ただ、不幸中の幸いと言うべきか、さすが仏教国と思わせることがあった。地元メディアが翌日からお見舞い金の受け入れを開始、「CTN」というテレビ局は終日、その様子を生中継していた。
 多くのカンボジア国民が涙を流し、お見舞い金を届けに出向いていた。帰国前の24日、私も地元のテレビ局を訪れ、会を代表して見舞い金を届けた。犠牲者のご冥福をお祈りしたい。

                 2011年1月 理事長 根岸恒次

Mekon

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