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2012年7月 6日 (金)

日本企業のカンボジア投資が加速

カンボジアへの日系企業の投資が加速している。

カンボジアへの外国投資の窓口となるカンボジア開発評議会によれば、昨年の日系企業の投資は十九件で、一昨年の六件を大きく上回った。今年はさらに活発で、昨年以上の投資実績が期待される。

五月、カンボジアの首都プノンペン郊外にある経済特区へ行ってみた。二年前に訪れた時は更地だったが、日系企業では味の素の工場が操業していた。ヤマハも近々工場を建設するそうだ。ついでにシハヌークビルで建設中の日本の工業団地へ行ってみたら、造成がほぼ終了、進出第一号として、王子製紙グループの現地法人が段ボール製造工場の建設を決めた。

日系企業の進出は、カンボジア経済の発展に寄与するばかりか雇用の創出が貧困を削減する結果となり、大きな国際貢献につながる。

また、日本側すれば、円高や東日本大震災などにより、日本の国内企業が海外に活路を見出す必要に迫られている事情も否定できない。

いずれにせよ、これからは国境を越えた企業活動がさらに活発になり、投資ブームに押されてカンボジアを訪れる日本人が急増するものと思われる。

反面、過度な投資ブームに便乗し、根拠のない投資話が横行していると、国民センターが注意を喚起した。特に、最近ユネスコ世界自然遺産に登録されたカンボジア唯一のリゾート地「シハヌークビル」の不動産の権利を買うことができると持ちかけられ、大金を支払ったものの、その後仲介業者と連絡が取れなくなったケースが多くあるそうだ。

カンボジアと日本の文化交流も盛んになってきた。

二月十六日~十九日、「日本カンボジア絆フェスティバル2012」がプノンペンの「カンボジア・日本人材開発センター」で開かれ、武道や映画など日本の文化が紹介された。カンボジア人や在留邦人、四千五百人が会場を訪れ、交流をはかった。>

カンボジアは日本と同じ仏教の国。人々の考え方や社会構造も似通っていて双方親しみ易い国民性を持つ。

両国とも、戦争・内戦といった暗い過去を持つが、これからは平和を愛し、明るく前向きにお付き合いしていきたいものである。

2012年7月1日 根岸恒次

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プノンペンの 郊外の経済特区で創業を始めた「味の素」の工場

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