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2013年3月13日 (水)

難問山積!!でも生き甲斐さえあれば

 今年こそ本を書くぞ!と意気込んで2013年が幕開けしたが、中々構想がまとまらない。とりあえず題目だけでもと新聞・雑誌・新刊書などを読みあさるも、政治・経済・社会問題は幅が広すぎて焦点が定まらない。かといって、ハウツーものや自己啓発本は性に合わない。そこで何人かの同世代組に、最近どんな本を読みたいと思うか、尋ねてみた。同世代とは60代前後、又はそれ以上のリタイヤ組が大半だが、定年を過ぎて悠々自適とはいかないが、それなりに余生をエンジョイしている人たちである。

 ある友人が話してくれた。「根岸さん、定年後の生き甲斐について、事例を交えて書いてほしいですね。なぜなら、定年後何をしていいのか分からず、家でくすぶっている人が沢山いるようですよ」と。

 なるほどその通りである。いわゆる団塊世代だけでも約700万人、その前後の世代を含むと1千万人以上の人たちがこの4~5年間に定年などにより第一線を退いているわけだ。

 小説家の森村誠一さんが、エッセーの中で定年のことを「能力の死刑」と表現しておられたが、正にその通りである。昔とは違い60才はまだ若いし、平均年齢は男女混合で82~83才だから、定年後の人生は20年以上あると思えば、もう一度がんばってみようかと思って当然である。

 しかしながら、その気があっても何をしていいのか分からない。会社と縁がなくなり、仕事でつながっていた友人とも縁遠くなってしまった。そうかといって、自宅のある地域社会に友人がいるわけでもなく、結局やることがないまま毎日が過ぎていく。一日中家にいるのも気がめいるので、時たま外出して気を晴らす、そんな日常を送っている人たちが日増しに増えているそうだ。

 そこで、そうした人たちの進路に少しでもお役に立てればと、カンボジアを始めとする国際協力の分野で活躍するシニア世代、特に60代~70代、又はそれ以上の年代で、気概を持ち活動する人たちの生き様を、まずはこのブログで順次ご紹介していこうかと思うに至った。その積み重ねが、いつの日か一冊の本となり日の目を見ることがあるかも知れない。

 幸い私は40代後半から国際協力活動に従事しており、カンボジアとも同時期より関わりを保ってきた。60才になってビジネスをリタイヤした頃にはすでに基盤が出来ていたので、恵まれていたといえる。

 しかし課題も多い。継続は設立以上に苦労を伴う作業だ。まあ、それが生き甲斐につながることならば、甘んじて苦労を買ってでる姿勢も必要であろう。

3月15日                            根岸恒次(法人理事長)

20130305
井戸贈呈式でテープカット(1月15日、カンボジアの小学校)

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コメント

こんにちは、
何時も内容のある記事で 興味深く読んでます、今回のブログは 現地滞在中に 発行したのですね、新鮮でいいですね~ (^:^)、 次回はどのような内容か 楽しみにしていますよ よろしくで~す。

投稿: 遠藤啓 | 2013年3月21日 (木) 10時00分

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