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2013年4月10日 (水)

途上国では良くも悪くも自己責任が問われる

 最近カンボジアで、日本人にからむ事件・事故がふたつあった。

 ひとつは、プノンペン市内で夜、日本人男性が2人組の強盗に遭い、財布を拒否したため射殺されるというショッキングな事件だ。乗っていたトゥクトゥクのドライバーも撃たれて負傷した。警察は犯人の行方を追っているが、捕まる可能性はなさそうだ。

 カンボジアは治安が良くなったといわれるが、夜間の外出は十分な注意が必要だ。殺された男性はカジノの帰りだったようで、カジノを出た時からつけられていたのだろう。このような時は、抵抗しないであっさりとお金を出すほうが懸命だ。お金はどうにでもなるが、命はひとつだけ、失ったらどうしようもない。

 夜間の乗り物も考えたほうがよい。トゥクトゥクのドライバーには悪いが、夜間の移動はタクシーが安くて安全だ。しかも早い。初乗りが3ドル程度(270円)、プノンペン市内なら、500円以内でどこにでも行ける。

 もうひとつは、アンコールワットのある遺跡の町シェムリアップで、日本人女性が遊園地のジェットコースターから落ちて亡くなった事故だ。途上国の乗り物は危険、日本にある遊園地の感覚で乗ってはいけない。この事故も、安全バーがはずれていて、乗り物ごと投げ出されたようだ。同乗していたカンボジア人ガイドも負傷した。

 カンボジアの首都プノンペン市内にイオンモールが建設中で、再来年頃に完成する予定だ。加えて、最近多くの日系企業がカンボジアに進出、プノンペン市内の日本食レストレンも相次いでオープンした。

 ますます増える日本人渡航者だが、このふたつを教訓にして、二度と同様な事件や事故が起きないよう、注意したいものだ。途上国では、良くも悪くも自己責任が問われることと、自覚しよう。

2013年4月15日                          根岸恒次(法人理事長)

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カンボジア人の足となっているトゥクトゥクだが日本人には無防備すぎる(写真提供=鈴木千雄様)

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