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2013年8月21日 (水)

校舎に続いて図書館が完成

 昨年3月、カンボジアのコンポンチャム県にあるトロパントム小学校に校舎(平屋建て5教室)を寄贈した石川桂さん(愛知県安城市・本会理事、里親会員)が同小学校に図書館を寄贈、7月4日、贈呈式が盛大に行なわれた。
 式には、村民や子どもたちなど約千人が出席、カンボジア政府を代表し、シアン・ブン・レン内務省大臣が出席した。日本からは「カンボジアふれあいの旅」に参加した12人のメンバーが出席した。

 このほど完成した図書館は、平屋建て、約30坪の大きな建物で、地元村民のための集会室も兼ねている。机、椅子、本棚、書籍などの備品類は、これから徐々に備えていく予定だ。
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 石川さんは、7月4日に行なわれた図書館贈呈式のスピーチで「皆様から要望のあった図書館兼集会室がやっと完成しました。子どもたちは勉強し、村の皆さんは交流の場として大いに活用してください」とあいさつした。

 石川さんは、長年、愛知県内で小学校の教師を勤め、最後は校長として定年退職した。教育の機会に恵まれない途上国の子どもたちへ、学校を贈るのが定年後の夢であった石川さんは、8年前に本会へ入会、親のない子や貧しい子どもたちが学校へ通えるようにと、現在3人の教育里親になっている。

 石川さんは、3年前、同小学校に井戸を寄贈した。その後、校舎と図書館を相次ぎ寄贈したが、その過程におき、村人や学校の先生たちと話し合い、支援が一方的な形にならないよう、配慮してきた。石川さんと村人や先生たちがそれぞれの役割を果たし、理想的な学校作り、村作りをしていこうというわけだ。

 村人や先生たちも石川さんの考え方に共鳴し、校舎建設時には古い木造校舎を自分たちの手で壊した。また、村の乏しい予算で小学校を囲む柵や校庭を整備した。
 石川さんは「トロパントム小学校を中心としたこの村がモデルケースになるよう、これからも地域の人たちや学校の先生と話し合いながら進めていきたい」と話している。

2013年8月25日                       根岸恒次(法人理事長)

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村人と話し合う石川さん

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