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2014年5月15日 (木)

猛暑の国カンボジアから

 5月5日、カンボジアに入国した。
 今回の滞在期間はいつもより1週間ほど短い。
 その理由の一つが、カンボジアは祝日が異常に多く、祝日に滞在していても学校を始め大半がお休みなので、活動に支障が生じるからだ。日本も最近は祝日が増えたが、カンボジアに比較すれば大したことはない。

 例えば5月だけでも、1日=メーデー、13日~15日=国王誕生日、17日=何だか分からないが、祝日、13日は国王誕生日とお釈迦様の誕生日が重なり、二重の祝日だ。勿論土・日は休日である。

 二つ目の理由は、体力の衰え。
 私はこの数年間、隔月にカンボジアを訪問してきたが、齢も65歳を過ぎて高齢者の仲間入りを果たし、体力もやや衰え始めたので、滞在期間の縮小とともに、来年からは年5回、さらに再来年からは年4回と、訪問回数を減らしていく考えだ。 
 気力は衰えていないつもりだが、さすがにこの暑い国では、高齢者は体調管理しながら自重気味に活動していくことが求められる。

 特に、今年の5月はいつもの年より暑いと、カンボジア人スタッフが話していた。日中の気温は軽く40度を超え、立っているだけでクラクラするほどの猛暑が連日続いていた。日本にいてはビールを殆ど口にしないが、カンボジアでは仕事の後のビールがなんと美味しいことか!

 三つ目の理由は、本会のカンボジア人スタッフが成長しており、ある程度は任せることができるようになったこと。私がわざわざカンボジアまで足を運ばなくても、現地からの情報や映像はメールやスカイプで瞬時に送信することが可能になったことも大きな理由だ。ここ数年の劇的な環境の変化に驚くばかりである。

 今回の旅は、学校の校舎建設がらみで、地方の小学校を訪問する機会が多かった。どの小学校を訪問しても校舎の老朽化が顕著に現れており、沢山の小学校から校舎建設の要望を聞いてきた。井戸の要望も相変わらず多い。

 翻って日本に目を向けると、“振り込め詐欺”の被害総額が年間数十億円(累計では数百億円か?)
に達するという。カンボジアで小学校の校舎が三千棟以上建てられそうだ。

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【日本からの支援を感謝する小学校の生徒たち】

 認知症の行方不明者が1万人もいるという。カンボジアでは、認知症になる前に病気で死んでしまうと、カンボジア人スタッフが話していた。

 高齢化に伴なう多くの課題を背負う日本と、18歳以下の人口が半数近くを占める若者の国、カンボジアが抱える課題は全く異質のものであるが、相互に協力し合って対応できることがないだろうか、模索している昨今である。

2014年5月25日 根岸恒次(法人理事長)

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