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2014年5月28日 (水)

毎年、深刻な洪水被害が起きるコンポンチャム県を訪問

 日本で起きる自然災害といえば地震、津波、台風、噴火と様々だが、カンボジアではなんといっても洪水であろう。2~3年前、隣国タイが大洪水に見舞われたことは記憶に新しいが、あの時、カンボジアも大洪水だった。

 大河メコンを抱えるカンボジアでは、毎年雨季の終わり頃になると、決まって洪水が発生する。特に、メコン川が流れるカンボジアで最も人口が多いコンポンチャム県(2008年の調査では168万人)では、メコン川沿いの村が深刻な洪水の被害にあっている。

 洪水が起きる原因は色々あるが、メコン川上流(中国など)における樹木の伐採、ダム建設などが影響しているとの報告もある。地元民に聞けば、昔に比べると最近、洪水被害の度合いが増しているという。

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【洪水により黒い部分まで水に浸かる建物】

 5月7日、小学校建設候補地のリサーチのため、コンポンチャム県の小学校を訪問した。この小学校では毎年のように洪水に見舞われ、ひどい年で2メートル、少ない年でも1メートル浸水するという。時期は9月~10月、約一ヶ月間以上浸水したままだそうで、校舎の損傷が激しそうだ。訪ねた小学校の校舎もぼろぼろで、いつ壊れてもおかしくないほどの損傷を受けていた。

 この小学校では、2~3メートルの高床式校舎建設をNGO団体などに何度も要請したものの、下駄を履かせた分費用がかかるので、断られ続けているそうだ。
 本会としても、この小学校に高架式校舎を作ってくれるドナーを探しているところだ。

 私は日本人だが、その自覚は薄い。かといって愛国心がない訳ではないが、日本人である前に、一人の人間として、困っている人がいれば地球上のどの地域にでもはせ参じたい気持ちはある。しかし人間の行動には限りがあるので、カンボジアとの縁がある以上、そこに住む人たちに手を差し伸べていこうと思う。

         2014年6月5日 根岸恒次(法人理事長)

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広島、長崎への原爆投下を今も謝罪しないアメリカに、反アメリカ感情を今こそ噴出せよ。 アメりカの洗脳広告代理店である電通を使った、テレビ、新聞、週刊誌、ラジオ等の、見事な洗脳に晒され続ける日本人は、自分自身の脳、すなわち思考そのものを点検せよ! 我々はハッ、と気付いて用心し、注意し、警戒すれば騙されることはない。 すべてを疑うべきなのだ!

投稿: 脱洗脳報道なら副島隆彦の学問道場 | 2014年6月 9日 (月) 16時58分

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