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2014年7月 9日 (水)

七夕の夜に思う

 七夕の夜、残念ながら梅雨の真只中、「おりひめ」と「ひこぼし」は、天の川で年に一度の出会いを果たすことができたのだろうか?とロマンティックな心配をしてしまった。

 私とカンボジアの出会いも、7月のことだった。今から19年前、私が所属していた団体がカンボジアから要人を招き、カンボジアへの投資セミナーを開催した。そのことがきっかけとなってカンボジアへの支援と交流を目的とする会が発足、私は事務局長として実務の責任を負うことになった。

 カンボジアという国について、当時は知識も関心もなく特別な気持ちもなかったが、その年の暮れ、初めてカンボジアを訪問する機会に恵まれた。現地の様子をこの目で見、カンボジアへの興味が沸々とわいてきた。特に子どもたちの惨状を目の当たりにし、「この子たちを何とかしてあげたい」という感情が芽生えてきた。

 あれから19年が経ち、今私は国際NGOの代表として、カンボジアへの支援と交流に汗を流している。カンボジアに留まらず、インドや雲南省(中国)の子どもたちへの支援活動にも携わっている。一つの出会い、一つのきっかけが、後々の人生の方向性を如実に示してくれた。

20140725_1_2 【冷たい水、おいしいな!】

20140725_2_3 【テープカットのまねごと。どこを切るのかな?】

20140725_3_2 【水上生活村では船で通学、楽しそう!】

 人生は出会いの連続だ。人との出会い、良書との出会い、最適な場所との出会いなど。出会いにより人は成長もするが、あまり良くない出会いがあって時には堕落することも。しかしそれもまた人生の良薬であり、その経験をプラスに変えて行くことも大切だ。

 今日の新聞に、興味ある記事が載っていた。7月7日は七夕であるとともに、日本と中国が全面戦争に至るきっかけとなった盧溝橋事件が起こった日だという。不幸な歴史の幕開けではあったが、中国にとっては7月7日に起きたこの事件により、国内で対立していた国民党と共産党が手を結ぶきっかけになった。歴史的和解により、中国は一丸となって日本軍と戦い、勝利を収めたわけだ。七夕伝説は中国の故事でもある。

 さてあなたは、七夕に良き出会いがありましたか?最近、人に会っていますか?余計なお世話と言われそうだが、年を取ると人に会うのがおっくうになる傾向がある。実は私もその一人、なるべくなら人に会わず、ひがな読書三昧の日々を過ごしたい願望がある。それも生き方の一つ、否定はしないが、そうなると先が見える気がしてならないので、今日も私は新鮮な出会いを求め、心のアンテナをより高く掲げている。

 明日からカンボジアへ。良き出会いを期待して心はずむ夜である。


           2014年7月25日 根岸恒次(法人理事長)

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