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2014年9月 1日 (月)

37回を数える「カンボジアふれあいの旅」

 本会が企画・催行する「カンボジアふれあいの旅」は、11月の旅で第28回となる。
 実は「カンボジアふれあいの旅」のシリーズが始まる前に、旅行会社のJTBが主催して「カンボジア愛と感動の旅」を2001年~2004年の間に9回実施した。2005年から現在まで、本会自ら主催する「カンボジアふれあいの旅」となったが、「愛と感動の旅」から通算すれば、11月の旅は第37回となる。一回の旅で、平均15人前後が渡航しているので、延べ人数ではあるが、550人以上がカンボジアを訪問したことになる。

 旅行期間について、当初は4泊6日だったが、参加者の要望で途中から5泊7日(最終日は機中泊)になった。
 旅行の日程(メニュー)について、いわゆるスタディーツアーなので観光がメインではないものの、その国を知ってもらうため、カンボジアを代表する遺跡(アンコールワット)、プノンペン市内巡りなどをコースに組み入れ、オプショナルツアーとして実施している。

 しかし旅の売りは、ネーミングの通り「カンボジアで暮らす住民や子どもたちとのふれあい」(交流)である。小学校を訪問して、校舎・井戸・遊具などを贈呈した後に学用品を配布、そのあと、子どもたちと楽しく交流する。このほか、教育支援する里子の家を訪問、本会が運営する児童養護施設「夢ホーム」を訪問するなど、まさに「ふれあいの旅」の名に恥じない活動ぶりである。

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【「ふれあいの旅」に参加して子どもたちに学用品を配る鈴木智恵子さん】

 過去14年間、36回(7月まで)の旅を実施し、多くの参加者に感動を与えてきたつもりだが、ときに大失敗もあった。
 2003年の旅と記憶しているが、山奥の農村へ向かう途中で古い木造の橋を渡ることになった。バスが橋の真ん中に着いたところで橋が揺らぎ始め、あわや谷底に落ちる寸前、まず乗客を降ろして手前の岸まで誘導、バスはゆっくりとバックし、難をのがれた。あのときバスが落ちていたら、死傷者が出ていたかもしれないと思うと、思い出してもぞっとする光景だった。(その後橋は壊され、立派なコンクリートの橋になった)

 旅のメインイベントは小学生に学用品を配ることだが、現地スタッフのミスにより学用品の手配が遅れて配布できなかったことが2~3回あった。これもカンボジアならではのこと。
 現地の旅行会社のミスも多々あった。お昼のお弁当を担当者がうっかりバスに積み忘れたため、やむなく昼食抜きで活動し、お腹がすいたので早めにホテルに戻ったことも。
 とにかく、これまで大きなトラブルなく実施できたことを感謝している。旅に参加してくれた大半の方々は紳士的で旅行のマナーを熟知し、和気あいあいの旅だった。

 海外旅行には何らかのリスクがついて回る。70年ぶり、国内で発症したデング熱もカンボジアでは日常的に発症しており、マラリアに罹るケースも。盗難も多く、要注意。
 しかし、だからといって海外へ出向かないと、まさに「井の中の蛙」になってしまう。まずは最善の備えをした上で、行ってみることだ。


           2014年9月10日 根岸恒次(法人理事長)

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