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2014年9月16日 (火)

カンボジアのお盆はとても長い

 仏教国カンボジアでは、宗教行事を大切にしている。特にお盆の行事は、年中行事の中でも最大イベントである。

 私がカンボジア滞在中暮らしているアパートの近所にもお寺があって、朝(というより深夜)の4時頃から拡声器を使って大音量のお経や声明が流れ始める。日本なら安眠妨害で訴えられそうだが、カンボジア人は一言の文句も言わず早朝からお経を聞いている。文化の違いか信仰心の表われか。仏教徒ではない私には、良い目覚まし時計になった。

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【お寺で僧侶のお経を拝聴するカンボジアの人たち】

 カンボジア人の話しでは、小さいお盆と大きいお盆があって、小さいお盆は9月中ごろから始まり、国民のお寺参りが徐々に始まる。大きいお盆は9月22日~24日で、国が定める祝日にもなっている。(年により日が変わる)

 ほとんどの国民が仏教徒のカンボジアでは、お盆の期間中最低でも1度はお寺参りし、食料やお金を寺に寄進するのが慣わしだそうだ。

 その結果かどうか分からないが、カンボジアのお寺はとても立派だ。とても貧しそうな村でもお寺だけは金ぴかだ。カンボジア人の話しでは、お寺に寄付するため借金する住民もいるとか。その理由を聞けば、現世で施しなどの良い行ないをすれば、来世は幸せになれると信じて疑わないからだという。現在貧しいいのは、前世の行ないが良くなかったからだとも言う。

 そういえばカンボジア人を見ていると、物乞いにお金を恵むことが多い。これも、現世で徳を積むことが来世の幸福に繋がると信じての行為だろうか?

 いずれにしても、カンボジアの仏教は国民生活に密着しており、仏事は勿論のこと、結婚式も建物の起工式・完成式も、事ある度に僧侶が登場する。9月の旅でも、校舎や井戸の贈呈式でお坊さんに大変お世話になり、感謝している。

           2014年9月15日 根岸恒次(法人理事長)

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