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2014年12月

2014年12月24日 (水)

15年間ありがとうございました。

 今年もあと数日となった。この1年は皆さんにとって、どのような年だったのだろうか?
 本会を創設し、今年は15年目という節目の年だった。丸15年が経過したわけだ。
 15年。長いようで短く、短いようで長かったような。どちらかと云えば、あっという間の15年だった気もする。それだけ充実していたということか。

 本会の創立記念日は、2000年1月1日である。20世紀最後の年に誕生したので、会の名前も「21世紀のカンボジアを支援する会」になった。
 カンボジアを愛する数人で始めた活動だった。当時のメンバーはほとんど残っていないが、その志は今も消えずに継承されている。

 来年早々、15年間の歩みを小冊子にまとめる予定だが、カンボジアでの主な実績は次の通り。
 ●小・中学校に寄贈した校舎の数=22棟
 ●小学校などに寄贈した図書館の数=2棟
 ●小学校、村に寄贈した手押しポンプ式井戸の数=261基
 ●小学校に寄贈したブランコ・滑り台など遊具の数=25セット
 ●小学校や村に寄贈したトイレの数=6棟
 ●小学校に寄贈したサッカーゴールの数=8セット
 ●学用品を配布した小学校の数=約150校
 ●「クメール教育里親基金」で教育支援した子どもの数=約700人
 ●カンボジアツアーの回数=37回
 ●理事長のカンボジア渡航回数=93回

 このほか、児童養護施設「夢ホーム」の開設、各種の職業訓練事業、緊急時のお米や備蓄品配布、巡回医療活動、紙芝居による教育活動、サッカー大会などを行なった。
 これらの活動がカンボジア政府に高く評価され、先月18日にはヘン・サムリン国民議会議長の招待を受け、表敬訪問が実現した。

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【22校目の校舎贈呈式であいさつする(11月15日、オンペル辻小学校にて)】

 これらはすべて、活動を共にしてくれた会員さんの功績であり、私は単なる仲介者に過ぎない。来年は16年目、さらに20年、25年、30年と、命ある限り活動していきたいと思う。

 気がかりは、日本の子どもたちの将来。データによれば、子どもの6人に1人は貧困家庭にあるという。家庭の事情で学校へ通えない子、親の虐待、いじめによる自殺も後を絶たない。カンボジアどころか、日本人として目の前の子どもたちを何とかしなければ・・・

          2014年12月29日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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2014年12月17日 (水)

第7回小学校対抗サッカー大会を開催

 サッカーが大好きなカンボジアの子どもたちに夢と希望をもってもらおうと、本会は「カ
ンボジアの子どもたちに夢と希望を贈る市民の会」(茨城県日立市)と共催し、カンボジア・コンポンスプー県内の小学生を対象に、毎年サッカー大会を開催している。

 11月16日、第7回コンポンスプー県小学校対抗サッカー大会を、夢ホームの近くにある「ローロッ小学校」の校庭で開催、選手や応援隊など200人の子どもたちが集った。
 参加したのは、夢ホームに近い8つの小学校。各小学校から選ばれた選手がサッカーの技を競い合った。優勝したのは、夢ホームの子どもたちが通う「タメイ小学校」。昨年に続く2連覇達成。

 夕方行なわれた閉会式では、日立市から参加した皆さんから、沢山の賞品が優勝チームなどに贈られた。本会からも、参加した全チームに賞金を贈った。
 おりしも、カンボジアを訪問中の第28回「カンボジアふれあいの旅」の参加者、日立の皆さんに同行した「世界遺産研究会」の皆さんも午後からサッカー大会を観戦し、拍手を送っていた。

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【サッカー大会に参加した子供たちと】

 早いもので、今年は7回目の開催。第1回は、夢ホームの狭い庭で行なっていたが、現在は広いサッカー場のある小学校で開催している。

 サッカー場といっても、グラウンドは凸凹、小石もごろごろしている。カンボジアの子どもたちはシューズもはかず、素足でボールを蹴っている。足の裏が靴底のように厚くなっているのだろうか。シューズをプレゼントしても、夢中になると途中からシューズを脱いでしまう。

 「継続は力なり」というように、何事も続けることが大切に思う。年に一度の大会ではあるが、子どもたちはとても楽しみにしている。それもそのはず、カンボジアにはこの種の大会が少ないため、大会が近づくにつれ、遅くまで練習しているそうだ。

 本会は、カンボジアの子どもたちがサッカーになじめるようにと、サッカーゴールを寄贈してくれる人を求めている。価格は、一式6万円~7万円。詳しくは事務局へ問い合わせを。(電話=03-3991-2854)

          2014年12月22日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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2014年12月11日 (木)

ヘン・サムリン国民議会議長を表敬訪問

 11月18日、本会の理事さんら4名が、ヘン・サムリンカンボジア国民議会議長を表敬訪問した。同議長の出身地に校舎を贈呈したことと、議長が本会のカンボジアにおける日頃の活動を高く評価してくれ、訪問が実現した。

 当日は午前10時、ヘン・サムリン議長のいる国会議事堂(プノンペン市内)に着いた。国会会期中のため少し待たされたが、立派な面会室に通されると、大勢のマスコミ関係者がスタンバイしていた。

 ポルポト政権を倒しカンボジアに平和をもたらした、世界史の教科書にも載っているあのヘン・サムリン氏って、さぞかしこわもてで大柄な風貌かと思いきや、小柄で温和な顔立ちの方だった。

 約30分間の面会だったが、議長は終始笑顔を絶やさず、あたたかい眼差しで私たちを歓迎してくれた。カンボジアでは、数百に及ぶ国際NGO団体が活動しているが、カンボジアの2枚看板であるフン・セン首相とヘン・サムリン議長に会える機会はほとんどない。にもかかわらずお会いすることができたのは、私たちの活動を日本で支えてくれている大勢の会員さんのおかげである。

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【根岸理事長(中央)の右がヘン・サムリン国会議長】

 議長は、1934年、トボンクモム県(旧コンポンチャム県)で生まれた。
 1975年に誕生したポルポト政権では、ベトナムの国境に近いカンボジア東部方面の指揮官だったが、べトナム軍の応援をえてポルポトに反旗を翻し、1979年にヘン・サムリン政権を樹立した。しかし、ベトナムの支援を受けた政権を世界は承認せず(もちろん日本も)、ポルポト派を交えた別の政権(3派連合)をカンボジア唯一の政権と認めたため、カンボジアは再び内戦状態に。

 1991年、パリ和平協定後、同議長は暫く政治の舞台から退いていたが、2006年、押されて第3代国民議会(日本の衆議院)議長に就任し、今に至っている。

 表敬訪問の様子は、ほとんどのテレビ局が夕方のニュースで放映したため、大いに会のPRに役立った。訪問の先々で「ニュースを観たよ」と声をかけられ、見る目が変わった。

 これを励みに、カンボジアにおける更なる活動の広がりを期待したい。

          2014年12月15日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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