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2015年2月12日 (木)

山口信正さん逝去

 本会の創設時よりずっと副理事長を務めてくれた山口信正さんが2月3日、心不全で逝去した。享年76歳だった。昨年から病気療養中だったが、奥様に看取られ、西東京市の自宅で息を引き取った。

 最後にお会いしたのは、昨年4月の定期総会だった。それまでは、病気ながらも隔月に行なう会報発送のお手伝いをし、元気な姿を見せていた。毎年10月、日比谷公園で催される「グローバルフェスタ」には必ず手伝ってくれ、次々にカンボジア製品を売り上げる営業トークは圧巻の一言だった。

 山口さんとは、個人的にも長い付き合いだった。私より10歳も年上だが、何故か気が合い、今日までの長い間、お付き合いさせていただいた。

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【写真展会場で(右) 写真提供=遠藤啓様】

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【グローバルフェスタで(中央) 写真提供=遠藤啓様】

 まだ私が本会を創設するずっと前、よく覚えていないが、30年ほど前からのお付き合いだったろうか。印刷会社の営業を担当していて、当時私は群馬県にある職場で働き、住まいも群馬県だったので、たまに仕事で東京に行けば、色々な所(特に夜の盛り場)を案内してくれた。

 そんなご縁で、私が2000年1月に本会を立ち上げた創設時のメンバーの一人として15年間、応援してくれた。カンボジアにも2~3回、引率を兼ねて行ってくれた。

 山口さんはとても器用な人で、どちらかと言えば「縁の下の力持ち」的存在だった。特に運転技術が素晴らしかった。道をよく知っていて、都内で開催する催し物や写真展の荷物運びから会場の設営まで、黙々とお手伝いしてくれた。

 元々営業マンだったので、冗談交じりのトークがとても楽しかった。冗談が通じず、生真面目な会員さんを怒らせてしまったこともあり、今思えば懐かしい想い出だ。

 山口さんは2人のお子さんがいたが、お孫さんはいなかった。「俺には孫がいないから、カンボジアの子どもたちが孫のようなものだ」と、口癖のように言っていた。

 人の寿命は長くて100歳、平均で80歳前後。還暦を超える頃になると、残りの人生のことを考えるようになる。「あと10年くらいかな?」「いや、あと20年はいけるかも?」と。多少の誤差があっても、いずれ人生が終る日がやってくる。そうなると、「残りの人生を悔いなく生きること」が日々のテーマとなる。いわゆる有終の美を飾ること。

 仕事をリタイヤした後、カンボジアの支援活動に専念してくれた山口さん、まさに有終の美を飾ることができた素晴らしいき人生だった。

 心からご冥福をお祈りいたします。

          2015年2月16日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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