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2015年9月 4日 (金)

カンボジアの子どもたちが非行に走らないよう、僕たちが頑張る

 サッカー・2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア2次予選、日本とカンボジアの試合が3日、埼玉スタジアムで行われ、日本が3-0で快勝した。
 日本は34本のシュートを打ちながら、3点しかとれなかった。一方カンボジアは守備に人数を割き、シュートはわずか1本だった。最初から引き分けねらいだった。
 翌日の新聞各紙は相変わらず日本の決定力不足を指摘、5日後に行われるアフガニスタン戦を早くも危惧する論調だ。世界ランキング180位のカンボジアを多少甘くみていたのだろうか。

 カンボジアのA代表はW杯の1次予選を突破、初めて2次予選に駒を進めた。日本と同組になったのも何かの縁。日本とカンボジアが戦うのは、43年ぶりのことだ。43年前といえばカンボジアはロンノル政権の時代、ポルポトが政権を握る3年前のこと。1-0で日本が勝利した。

 テレビ中継を見て、感動したことがいくつかあった。
 まず、フリーキックの数。日本が1本に対しカンボジアは10本だった。これは、カンボジアチームの反則が少なかった証である。礼儀正しい態度も良かった。フェアプレイ賞をあげたい。

 また、34本もシュートを打たれながらも3点で押さえたゴール・キーパーの高い守備能力に脱帽した。10点取られてもおかしくなかった試合、6~7点をゴール・キーパーのファインセーブが止めたといえる。最後は足がつっていた。こんな光景は今まで見たことがない。明日からでもJリーグで活躍できそうだ。

 実況したアナウンサーがゴール・キーパーのコメントを紹介していた。「カンボジアの子どもたちが非行に走らないでサッカーに熱中するよう、僕たちが頑張る」。一瞬目頭が熱くなった。背負っている重さが日本チームとは違うのだ。解説した元日本代表監督の岡田さんも、選手の志の高さをほめていた。

 カンボジアは今、空前のサッカーブーム。本会でも年に一度、地方で小学校対抗サッカー大会を開催し、子どもたちの育成指導に当たっている。微々たる力だが継続が大事、今年の11月にも開催の予定。いつしか、私たちが育てた子どもたちをカンボジアチームのA代表にと、夢を膨らませている。

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【小学校対抗サッカー大会に参加した子どもたち
(2014年11月16日・コンポンスプー県内の小学校で)】

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【素足でボールを追いかける子どもたち】

          2015年9月14日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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