« 校舎がなかった小学校に嬉しいプレゼント | トップページ | トウロン・メアリ閣下と久しぶりに会食 »

2015年10月14日 (水)

急伸するカンボジア米の生産と輸出

 カンボジアでは縫製業が盛んになり、大勢の人が工場で働いているが、依然として国民の8割が農業に従事しているという。特に米の生産が中心。

 カンボジアは、60年代は米の輸出国だったが、長い内戦やポル・ポト政権による圧制で一時途絶えたものの、90年代には60年代の水準まで回復、2013年には37万トンとなり、東南アジアではタイ・ベトナムに続く第3位の輸出国になった。(カンボジア農業水産省の統計調査による)
 もっとも、非公式にタイやベトナムに輸出される数字はカットされており、実際の数字は70万トン~80万トンになるらしい。

 米の生産量も増えており、2013年には739万トンで、世界でも11番目の生産量だ。
(ちなみに日本は10番目)
 増量の原因は、灌漑の普及や機械化が挙げられる。国も生産を後押ししており、2015年には100万トンの輸出目標を国策としている。

 ただ、米の生産が増えたからといって、農民の暮らし向きが良くなったとは言えない。里子の家庭訪問などで農村を回り、農民の話を聞く限りでは、相変わらず貧しい生活だ。
 江戸時代では、代官や庄屋が利益を吸い取り、多くの農民は貧しい生活を強いられていたが、なにやらカンボジアの農村にそんな雰囲気を感じる。

 国の成長・繁栄を末端の国民が享受できる社会になることを望む。

20151019_001
【カンボジアの田植えは相変わらず手作業】

20151019_002
【夕食のおかずにと、たまり水で小魚を釣る農村の子どもたち】

          2015年10月19日(月) 根岸恒次(法人理事長)

|

« 校舎がなかった小学校に嬉しいプレゼント | トップページ | トウロン・メアリ閣下と久しぶりに会食 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 急伸するカンボジア米の生産と輸出:

« 校舎がなかった小学校に嬉しいプレゼント | トップページ | トウロン・メアリ閣下と久しぶりに会食 »