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2015年11月

2015年11月25日 (水)

青空教室からレンガ造り校舎にお引越し

 11月6日、かねてより建設中だった新校舎の完成を祝い、贈呈式が行われた。
 完成したのは、セナープロモック小学校(プレアビア県スロヨン郡・生徒数=100人)の新校舎で、宮下隆さん(東京都調布市、里親会員)の資金協力によるもの。併せ、宮下晴男さん(千葉県習志野市、会員)がトイレ棟を寄贈、福山信夫さん(神奈川県秦野市、会員)も学用品を寄贈してくれた。

 贈呈式には、ふれあいの旅に参加したメンバーが出席。カンボジア政府から、シアン・ブン・レン閣下(内務省長官)夫妻が出席してくれ、村人、生徒ら約300人が出席した。

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【盛大に行われた贈呈式】

 式の中、校舎を寄贈した宮下隆さんに、政府から感謝状とメダルが贈られた。

 宮下さんは2014年11月、同小学校に井戸を寄贈したが、青空教室で勉強していた子どもたちに心を痛め、校舎を贈ることを決めた。
 式の中で宮下さんは「これを機に大いに学んでください」と、生徒たちを激励した。

 カンボジアの小学校に新校舎を寄贈したことを報告するため11月10日、在カンボジア日本国大使館(プノンペン市)を表敬訪問した。根岸以下役員4人、ふれあいの旅参加者ら11人が同行。

 大使館では、隈丸大使が私たち一行をお迎えしてくれ、約30分ほど歓談した。大使は、最近のカンボジア情勢などについて解りやすく説明してくださった。

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【隈丸大使を囲み記念撮影】

          2015年11月30日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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2015年11月24日 (火)

カンボジア代表と日本代表がプノンペンで激突!

 サッカーW杯アジア2次予選、カンボジア代表と日本代表が11月17日、プノンペン市内の「国立競技場」で対戦した。今月5日からプノンペンに滞在中の私は、地元の旅行会社を通じて入場券をゲット、しかも日本人サポータ-席(指定席)だったので、結構前の席で観戦することができた。

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【年甲斐もなく若者に混じり声援を送りました】

 長かった雨季が終わり、すでに乾季に入ったカンボジア、試合が行われた当日も雨は降らず、暑い中での試合だった。

 観客数は、会場の発表では3万人だが、ほぼ満員状態だったので、5万人はいただろうか。殆どカンボジア人で、日本人は1千人前後か。それでもアウエーの中、日本から弾丸ツアーで来てくれた若者や在留邦人がカンボジア全土から集まり、負けずに声援を送っていた。

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【カンボジア代表と日本代表の試合の模様】

 年の3分の1をカンボジアで過ごしている私としては、どちらを応援すべきか悩むところだ。普段から「国境を越えて活動すること」を信念としている私なので、勝敗は二の次にして両国の健闘を讃えるつもりが、いざ試合が始まると周りの雰囲気も加勢し、いつも間にか日本代表を応援していた。やはり日本人なんだねえ~。
 試合の結果は皆さんんご存知の通り、2-0の辛勝だった。前半戦はまさかの0-0、後半戦、本田の投入で何とか逃げ切った感じだった。

 カンボジアと日本の対戦は約40年ぶりとのこと。釜本選手が全盛期の頃、試合も釜本選手の得点で日本が勝利したという。

 試合を観戦して感じたことは、カンボジアのレベルが上がったことだ。FIFAランクこそ185位と下位にあるが、初めて2次予選に進んだことで一戦一戦強くなっているようだ。

 日本代表もうかうかしていられない。ハングリー精神旺盛なカンボジアの若者が世界に挑戦する日がいつかくるだろうと、実感した夜だった。

          2015年11月23日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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2015年11月16日 (月)

第31回「カンボジアふれあいの旅」

 11月5日~11日、第31回「カンボジアふれあいの旅」が行われた。参加者は一部参加を含め23人、皆さん体調を壊すことなく、全員無事帰国することができた。

 今度の旅は遺跡の町、シェムリアップから始まった。

 5日、成田空港・関西空港からフルタイム参加者総勢19人がカンボジアのシェムリアップへ向かった。<

 6日、2班に分かれ活動、A班はアンコールワット観光、B班はプレアビヒア県で行われた小学校校舎の贈呈式に出席した。

 7日、午前中トンレサップ湖に浮かぶ水上小学校を訪問、学用品を寄贈した。午後、一休みしてから空路でプノンペンへ。

 8日、児童養護施設「夢ホーム」を訪問、午後から2班に分かれ活動、A班はセントラルマーケットにて買物、B班は第8回「コンポンスプー県小学校対抗サッカー大会」を観戦した。

 9日、2組に分かれ、「クメール教育里親基金」が支援する教育里子の家を訪問した。

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【教育支援する里子を訪問した旅の参加者】

 10日も2班に分かれ活動、A班はプノンペン市内観光、B班は井戸贈呈式に出席した。

 同日午後4時から、10人ほどのメンバーが日本大使館を表敬訪問、隈丸大使と30分ほど歓談した。

 同日午後8時にホテルをチェックアウト、インチョンを経由して11日の正午頃、無事帰国した。

 今回の旅は、カンボジアの2大都市(シェムリアップ・プノンペン)を駆け足で巡るハードな日程にもかかわらず皆さん元気で活動し、思い出に残る有意義な7日間だった。

 次回、第32回カンボジアふれあいの旅は、来年3月3日~9日を予定しているので、奮ってご参加願いたい。

          2015年11月16日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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2015年11月 2日 (月)

千里の道も一歩から

 私が国際協力に関わるようになり、11月で丁度20年になる。20年前の1995年11月29日、初めて途上国といわれる国を訪ねた。カンボジアである。

 2002年、中国の雲南省に住む少数民族を教育支援するNGOに関わり、名前だけは顧問という立場で支援活動に加わった。いまも続けている。

 2008年には、縁あってインドのコルカタで児童養護施設をサポートしているNGOの代表を仰せつかり、いまに至っている。

 この20年間で、世界は激変した。カンボジアも中国もインドも、日本をしのぐ成長ぶりに、多くの方から支援は不要ではと問われた。2011年に発生した東日本大震災が、不要論に拍車をかけた。
 日本の子どもの6人に1人が貧困家庭という報道もあった。「まずは日本の子どもたちを何とかしろ!」と世間の風当たりが耳に痛い。

 ところが、遠い国の現場からは、相変わらず支援を求める声を多く聞く。成長著しい3つの国だが、底辺まではその恩恵が届かない実態がそこにある。

 特に、カンボジアの農村で暮らす子どもたちの実情には目を覆いたくなることがある。しかし、何もない中で、意外と元気で陽気に暮らしている。お金で買えない何かがあるのだろう。

 お坊さんになる子も多い。お釈迦様への帰依という崇高な精神からではなく、まずは食べられる環境に身を置きたい気持ちがあるのだろうか。

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【農村で見かけた子どもの僧侶。弟と共に寺に住んでいるという。】

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【今にも倒れそうな家で父親と暮らす里子。里親さんからプレゼントをもらい喜んでいた。】

 カンボジアへの支援活動が20年になるのを契機に、一冊の本を出すことにした。200ページに満たない小さな単行本だが、ささやかな記念パーティも行う予定。会員相互の親睦会も兼ねており、ふるってご参加願いたい。

 いずれにしても、私たちの小さな活動だけでは、こうした現状を一気に変えることはできまい。しかし、蟻の一穴ではないが、信念と情熱を持ち活動していけば、大きな山を動かすこともできるだろう。「千里の道も一歩から」

          2015年11月9日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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