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2016年1月

2016年1月29日 (金)

30の小学校に遊具を届けました

 日本の小学校には遊具が沢山設置されている。私が小学生の頃(60年も前のことですが・・・)、すでに様々な遊具が校庭狭しとばかりに並んでいた。ブランコ、滑り台、シーソー、ジャングル、竹昇り、鉄棒などなど。お昼休みや放課後、真っ黒になって遊具で遊んでいた。

 カンボジアは、遊具のある小学校がまだまだ少ない。皆無ではないが、ざっくり80%の小学校に遊具がない状況だ。

 そこで本会は、子どもたちへの教育支援活動の一つとして、カンボジアの小学校にブランコ・滑り台などの遊具を贈る運動を2007年に開始、今まで28の小学校に寄贈した。

 そして、記念すべき29校目、30校目の贈呈式がカンボジアの小学校であった。

 寄贈してくれたのは、二本松ロータリークラブ(福島県二本松市)の皆さん。3名が1月18日から20日までカンボジアに滞在、19日、2つの小学校で贈呈式を行った。

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【二本松ロータリークラブの皆さん】

 同クラブは、4年前から毎年1月にカンボジアを訪問、小学校に井戸やトイレ棟を寄贈してくれた。また、一部のクラブ員は「クメール教育里親基金」の里親会員にもなってくれ、遊具贈呈式のあと、教育支援する里子の家庭を訪問した。

 子どもたちは、初めてのブランコ・滑り台を我先にと楽しんでいた。
 それを見ていて、自分が小学生だった頃を思い出し、懐かしんだ。

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【すべり台を楽しむ小学生たち】

 カンボジアの子どもたち、特に農村の子どもたちは、概ね貧しい家庭でその日暮らしをしている。スマホも携帯もなく、電気もない、水道もない中で、耐えて暮らしている。そんな子どもたちだが、表情は日本の小学生よりハツラツとして輝いているかのようだ。

 今年、カンボジアの小学生と日本の小学生が交流する事業を始める。これはカンボジアの子どもたちのため以上に、ある意味日本の小学生のためでもある。

          2016年2月8日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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2016年1月22日 (金)

寒い日本から暖かいカンボジアへ

 松の内も終っていないのに、今年は1月7日から23日まで、カンボジアに滞在した。

 日本は寒波に見舞われる厳冬期、いっときでも温暖なカンボジアで暮らせる特権を感謝。
 カンボジアにも緩やかな季節変動があり、日本の冬に当たる1月は比較的涼しく、雨も少ないので湿度も低く、快適な日々だった。

 カンボジアに通い始めて20年、何もなかった首都プノンペンだったが、最近は日本が引っ越してきたのでは?と思えるほど、日本の進出が顕著だ。日本といえば「アジノモト」の時代が終わった感がする。

 カンボジアに渡航する日本人の増加に備え、大型ショッピングセンター(イオンモール)や日本のホテル(東横イン)、日系銀行(マルハン銀行)、日本料理店、日本人向けのキャバクラ、日本語の情報誌などが巷に溢れている。

 情報誌には、日本人医師による歯科医院、クリニックなどがオープンしたという広告が並ぶ。
 移住する日本人も増えている。特に若者。閉塞感ただよう日本に見切りをつけたのか?成長著しいカンボジアで夢を実現したいそうだ。

 高齢者も増えつつある。こちらはのんびりと余生を過ごしたい世代。チョッとしたボランティア活動をしながら暮らすのが夢だという。

 どちらにせよ今はグローバルな時代、日本を飛び出して海外へ羽ばたくことは大歓迎。良くも悪くも、日本という国を第三者の視点で捉えることが大事なことだ。

 特に、勤めが終わり何もすることがないと嘆く高齢者には海外移住を勧めたい。今まで培った経験、技術、知識を海外で活かしてみては?

 途上国は、まだまだあなたを必要としている。

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【日本から学用品をもらい喜ぶ村の子どもたち】

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【元気なスラムの子どもたち】

          2016年2月1日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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2016年1月20日 (水)

今年も青空小学校に校舎ができます

 昨年11月の「セナープロモック小学校」(プレアビヒア県、宮下隆さんが寄贈)に続き、青空小学校に新校舎の建設が決まり、1月16日に着工式が行われた。鈴木千雄さん(愛知県あま市、里親会員)が、建設協力を申し出てくれた。

 新校舎ができるのは、カンポット県アンカニュコスラー郡デチョーアンカニュ村の小学校。  
 生徒数は今のところ約50人だが、遠方の小学校に通っていた子どもたちや、未就学の子どもたちを合わせ、約120人が通学する。

 同地区はプノンペンからシハヌークビルに続く国道4号線の峠にあり、涼しい風が吹く高原。田んぼはなく、住民はマンゴウやオイル椰子を育て生計を立てている。

 4~5年前に、本会のドライバーだったカンボジア人がここに住んでいて、以前より校舎建設の要望が出されていた。
 工事は今月中にも開始され、7月に完成する予定。「ふれあいの旅」の中で開校式を行う。

 新校舎を建設してくれる鈴木千雄さんは、2校目の校舎建設。夢ホームの職業訓練棟を入れると3つ目の建物寄贈。このほかに井戸も沢山作り、カンボジアの人たち、特に子どもたちに感謝されている。

 鈴木さんは75歳という高齢にも拘らずとてもお元気で、年に3~4回、カンボジアを訪問してボランティア活動をしている。

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【着工式に出席した鈴木千雄さん(中央)】

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【着工式に集まった子どもたち】

 最近、高齢者への風当たりが強い。若い世代からすれば、働けど働けど高齢者の年金や医療保険に吸い取られ、将来に不安を感じていることだろう。今や「尊敬されるご隠居さん」は昔の話で、元気で海外旅行を楽しみ、高級カーを乗り回す高齢者を疎ましく思うことだろう。

 しかし鈴木さんを見る限り、その指摘は当たらない。若いときから苦労を重ね、財を築いた鈴木さんは、貧しい子どもたちのため、身を削って貢献している。これからの高齢者の生き方に、一石を投じる素敵な人生だ。

          2016年1月25日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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2016年1月 6日 (水)

新年あけましておめでとうございます

 2016年が幕を開けた。はて、今年はどんな年になるのやら。             
昨年は山もあり谷もあったが、おかげさまで充実の一年だった。今年も更なる高みを目指し、まい進していきたい。

 本会は昨年創立15周年を迎え、円熟期に入った。次の節目である20周年まであと5年、活動の方向性にぶれはないが、成長するカンボジアの現状を踏まえ、支援一辺倒の活動に相互交流活動を加え、バランスの取れた活動を展開していきたい。

教育里子との交流
  本会は、今日現在で385人の教育里子を支援しているが、里子からは年2回の手紙(写真付き)が届くものの、より親密に交流したい里親さんには、里子へのプレゼントをお勧めしたい。少量なら日本から運ぶことも可能だが、日本の事務局へお金を送り、プレゼントを現地購入する方法が最適。プレゼントは現地スタッフが里子に届け、本人からのお礼状(写真付き)が里親さんの所に届く。プレゼントの申し込みは偶数月の末日。
 年3回実施される「カンボジアふれあいの旅」に参加すれば里子に会うことも可能、その時にプレゼントを持参してもよい。

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【教育里親さんからの里子へのプレゼント(お米とお菓子のセット)】

② 小学校同士の相互交流
  カンボジアの小学校は、全土に約5000校ある。生徒数2千人以上のマンモス小学校もあるが、100人~300人の小学校が標準だ。
  日本の小学校とカンボジアの小学校の相互交流を通じ、親睦を深めるとともに、現状への理解を促していきたい。実際に行き来することは困難なので、絵画や手紙、写真を通じての交流が中心となる。会報で、交流を希望するカンボジアの小学校を順次紹介したい。

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【生徒数200人前後の小学校が多い】

③ カンボジア語を学ぶ講座
  交流活動を補足するため、初心者向けにカンボジア語を学ぶ機会を設けた。まず手始めに、2月~4月にかけ、東京都内(本会の銀座サロン)で開催する。講座の回数は10回だが、受講者からの要望あれば、更に6月~8月に10回の講座を企画する。詳細は1月1日付会報に掲載。

 このほか、5月7日~8日、代々木公園で開催される「カンボジアフェスタ」に出展、在留カンボジア人や留学生との交流を図る。

          2016年1月18日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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