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2016年4月

2016年4月27日 (水)

東久邇宮記念賞授与式&祝賀会を大阪で開催

 4月18日、大阪ガーデンパレス(大阪市淀川区)において「東久邇宮記念賞授与式&祝賀会」が開催、受賞者など約200人が出席した。東久邇宮記念会(東京都新宿区百人町)が主催した。

 同会は、昭和天皇の女婿、東久邇宮盛厚殿下(故人)の遺言により発足、当初は小発明に貢献のあった方のみを顕彰していたが、近年は受賞範囲を広げ、文化・芸能・スポーツ・ボランティアなどの分野で貢献のあった人たちにも門戸を広げ、一般大衆に親しまれる宮様の賞として、過去多くの方々が受賞の栄誉に輝いた。

 根岸が長年「東久邇宮記念会」の幹事を務めている関係で、本会からも、ボランティアとして国際協力に貢献した多くの会員さんが受賞した。

 毎年4月18日に開催される記念賞の授与式、今年は昨年に続き大阪での開催だった。
 今年は本会から3名の会員さんが受賞したので、紹介したい。

 ・大木正一さん(秋田県在住)は、地元ライオンズクラブ会長として、また神戸ユネスコ協会副会長として、カンボジアに小学校の校舎・井戸・遊具などを贈り、子どもたちの教育環境の向上に貢献してくださった。

 ・大橋緑さん(愛知県在住)は、「国際ソロプチミスト安城」のメンバーとして、本会を通じカンボジアの小学校にソーラーや図書を寄贈するなどして子どもたちを教育支援、個人的にも本会会員としてカンボジアの小学校に井戸を寄贈してくれた。

 ・竹内惠美子さん(愛知県在住)も、「国際ソロプチミスト安城」のメンバーとして大橋さんと同様の貢献をしていただいたほかに、「クメール教育里親基金」の教育里親会員として長年、子どもたちを世話していただいている。

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【受賞者の皆さん(4月18日、大阪ガーデンパレスで)】

          2016年5月2日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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2016年4月19日 (火)

カンボジアの小学校に7基の井戸が完成

g 3月は、カンボジアの小学校に手押しポンプ式井戸を7基贈った。

 最近の円安傾向により、井戸建設代金は総額で19万円になってしまったが、それでも多くの皆さんがカンボジアの水事情を理解してくださり、有難く感謝している。
  (円高だった4~5年前までは15万円で提供できたのだが)

 特に、今カンボジアは乾期が続いており、川や池の水も枯れつつある状況。そんな中、本会が建設する井戸は地中40メートルも掘削するので、乾期でも枯れることなく、豊富な水を提供することができる。砒素などの水質検査も実施しており、健康被害を事前に防止している。

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【岩手県奥州市の皆さんが寄贈してくれた井戸】

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【きれいな水で顔を洗う小学校の生徒たち】

 カンボジアでの井戸掘りは、2003年にスタートした。3月、コンポンスプー県、オラール郡、チアシム小学校とエミ小学校の校庭に掘った。武藤滋さんと奥様の笑子さんが建設してくれた小学校校舎だ。

 以後13年間、カンボジア全土に282基の井戸を掘り、村人や子どもたちに新鮮な水を提供することができた。井戸を寄贈してくださった多くの方々に感謝している。

 しかし、井戸も所詮は機械に過ぎない。当初造った井戸の老朽化がすでに始まっている。水脈の変化で、水が枯渇した井戸もちらほら。水不足の悩みは尽きない。

          2016年4月25日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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2016年4月13日 (水)

「クメール教育里親基金」を支えてください

 病気や事故、親の離婚などにより両親や片親を失い、かつ貧しい家庭にいるカンボジアの子どもたちが安心して学ぶことができるようにと、本会は2003年に「クメール教育里親基金」を創設、本日現在380人の子どもたちを教育支援している。

 3月3日~23日のカンボジア滞在中、第32回「カンボジアふれあいの旅」では5人の教育里親さんが、教育支援する里子の家を訪問、プレゼントを届けて交流した。
 その後延泊中に、20人の里子の家を訪問、教育里親さんから預かったプレゼントを届け、近況を聞いた。

 教育支援する380人の里子たちは、貧しい家庭の中で暮らしている。両親や片親のいない子が大半で、家がなくて親戚の家に身を寄せている子もいる。

 里子が住む家の多くが粗末な造りで、今回訪問した中で最も驚いたのは、たたみ2畳ほどの台の上に5~6人が寝ていると聞いたことだ。ゴザ1枚、布団もない。窓もなく、雨が降ったら吹き込んで大変。それでもけなげに生きている子どもたちを見て、何とかしてあげたいとの思いが募る一方だった。

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【里子のトム・ヴィラナン君 この台の上で5~6人が寝泊まりしている】

 逆境に負けず、はい上がった里子もいる。
 滞在中に面接したマッカラー君(大学に通う22歳)は、小学校4年生から高等学校を卒業するまで「クメール教育里親基金」の恩恵を受けた。父親が離婚して家を出てしまい、母親のわずかな収入と教育基金で暮らしたという。
 支援の対象から外れた今は、アルバイトしながら大学に通っているそうだ。「夢は銀行員」というマッカラー君、夢の実現のため頑張る毎日だ。

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【「夢は銀行員」と語るマッカラー君】

 成長著しいカンボジアだが、繁栄の影で貧しい暮らしを強いられている農村の人たち、特に子どもたちには、最低限の教育を享受する権利がある。
 せっかく教育支援を開始しても、家庭の事情で学校を中退して工場に就職したり、出稼ぎのため、タイなどの外国へ家族で移住するケースが後を絶たない。その先で待っているのは、児童労働の厳しい現実だ。

 社会の大きなうねりの中では微々たる活動かもしれないが、手をこまねいていては何ら問題の解決にならない。一歩一歩だが、長い戦いにあなたも参戦してほしい。

          2016年4月18日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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2016年4月 5日 (火)

カンボジアの小・中学校にトイレを贈ろう

 日本はトイレ先進国だ。洋式で水洗トイレが当たり前になり、お尻を洗浄できるトイレも普及してきた。先日、あるレストランへ入ったら、トイレのドアを開けると自動的に便座が開閉する便器もあった。

 やりすぎではと思われる程、進化している日本のトイレ事情だが、カンボジアではこうはいかない。まず、農村にはトイレそのものがない家が多く、明確な統計はないが、小・中学校の半分はトイレがないように思われる。

 ではどのようにしているかといえば、家や校舎の周辺に穴を掘り、用を足しているとか。
生活・文化の違いといえばそれまでだが、衛生面を考えてもトイレがあるに越したことはない。

 そこで本会は、校舎や井戸とともに、小・中学校にトイレ棟を贈る活動にも力を入れており、3月だけでも3つのトイレを建設した。村々にも必要だが、まずは小・中学校に贈ることにした。

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【国学院大学~優志~の皆さんが造ってくれたトイレ棟(3月7日、コンポンスプー県、エミ小学校)】

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【「世界の恵まれない地域に小学校を作る会」が造ってくれたトイレ棟(3月16日、コンポンチャム県トントロラッチにいがた小学校)】

 2人用(男女別)、真ん中に共有の水槽があって、使用後に水を流す方式。便槽は浸透式なので、近くに井戸を掘ることはできない。水槽への水汲みは生徒の役目だ。

 病気をなくし、健康的な生活を送るためにもトイレは必要だ。建設費は地方によりまちまちだが、おおむね1棟1400ドル(2人用、タイル貼り)で完成する。現在の為替レートで、16万円ほど。

 カンボジアの子どもたちが安心して勉強できるよう、皆様のお力をお借りしたい。

          2016年4月11日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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