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2016年6月

2016年6月28日 (火)

カンボシア王国、チア・キムタ特命全権大使を表敬訪問

 6月24日、カンボジア王国大使館(東京都港区赤坂)のチア・キムタ特命全権大使を表敬訪問した。2月9日、元大使のプー・ソテリアッ氏に誘われて訪問したことがあるが、会としての正式な訪問は今回が初めて。通訳を、カンボジア語講座の講師ノップヴィサールさんにお願いした。

 大使は快く迎えてくださり、ともに連携して活動を推進していくことをお約束した。特に大使の地元(コンポンチャム県)で要望あれば、校舎・井戸などの建設に協力する旨を伝えた。

 また、会からのお願いとして、大使館内のビザを発給する場所に会報「アンコールワット」を置いてくださることをお願いし、快諾していただいた。

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【右から、チャイ・マカラ一等書記官、チア・キムタ大使、根岸恒次理事長】

          2016年7月4日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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2016年6月23日 (木)

板金指導と歯みがき指導のカンボジア訪問

 6月9日~14日、愛知県板金組合青年部(望月克治代表)と特定非営利活動法人リカバリーサポートあいち(長田和人理事長)の皆さん(10人)がカンボジアを訪問した。

 発端は、先月急逝した鈴木千雄さんの講演だった。カンボジアの子どもたちに板金加工技術を指導した鈴木さんのお話を聞き、カンボジア訪問旅行の企画が持ち上がった。
 加えて、愛知県で子どもたちの歯みがき指導をしている「リカバリーサポートあいち」の皆さんも参加し、カンボジアの子どもたちに歯みがき指導を行うことになった。

 当初は鈴木千雄さんが引率する予定だったが、急逝のため叶わず、又理事長の根岸も行けなかったため多少の不安を抱えながらの旅となったが、現地スタッフを中心に準備を重ねた結果、概ね良好の思いで残る旅となった。
 愛知県板金工業組合の小野寺俊一理事長も、旅に参加してくださった。

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【小学校で歯みがき指導する神谷浩司先生】

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【訪問した小学校(4校)に記念品の時計を寄贈する小野寺俊一理事長】

 詳細な報告はこれから頂戴する予定だが、夢ホームで板金加工指導、夕食のカレー作り、小学校を訪問しての歯みがき指導、学用品配布など、充実した日々を過ごした。
 夢ホームでは、鈴木千雄さんの冥福を祈り、子どもたちと一緒に黙祷を捧げた。

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【夢ホームの訓練棟で板金指導する青年部の皆さん】

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【夢ホームの子どもたちとカレーを食べる】

 最終日(13日)の午前中、トンレサップ湖の水上小学校訪問を訪問したが、湖の水位が低くて思うようにボートが進まず、午後に予定していた小学校訪問がキャンセルになってしまったハプニングもあったが、今となってはそれも思い出の一ページだ。

 企画段階で急逝した鈴木さん、さぞかし無念だったろう。しかし、鈴木さんの後輩がカンボジアで板金加工の指導を行い、鈴木さんが育てた子どもたちが板金工場に就職した。鈴木さんが蒔いた種はカンボジアで花開き、実りの季節を迎えようとしている。

          2016年6月27日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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2016年6月16日 (木)

写真展「アジアのこどもたち」を共同開催

 6月13日(月)~15日(水)、かながわ県民センター・展示場(横浜市神奈川区)において写真展「アジアのこどもたち」を開催、沢山の人が来場してくれた。
 本会と日本雲南聯誼協会、レインボー国際協会、日本スリランカ国際文化社会開発協会の4団体が共同開催した。

 同展の開催にあたり、神奈川県在住の会員さんを中心に、大勢の方がボランティアでお手伝いしてくれた。特に遠藤啓さん(静岡県伊豆の国市、会員)は、ご自身が撮った写真を提供してくれ、開催期間中、休まず会場で写真説明してくれた。

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【現地の様子を説明する遠藤啓さん】

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【共催した4団体の皆さん(6月15日)】

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【写真展会場】

 また今回から、各国の実情を理解していただくため、初日に活動報告会も開催した。
 来場者の一人は「貧しい中でけなげに生きるアジアの子どもたちの、明るい笑顔に励まされました」と感想を話してくれた。

 同展は第1回目を2007年に、以後約2年に一度のペースで府中市・練馬区・八王子市・横浜市で開催、今回が6回目だった。

 身近なアジア諸国の子どもたちの日常を写真で紹介し、理解と協力をお願いするのが趣旨。今のところ4カ国の紹介にとどまっているが、できる限り多くの国を紹介したいため、参加してくれるNGO団体を募集している。

 次回、第7回の写真展を、同会場で2018年に予定している。

          2016年6月20日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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2016年6月10日 (金)

カンボジアの子どもたちの学校生活は?

■11月に始まり、8月に終わる
 カンボジアの新学期は昔から10月だったが、洪水の時期と重なり通学できない子が多いため、最近は11月に新学期を迎えることが多い。
 11月~4月(クメール正月)が1学期、4月~8月が2学期。(3学期はない)9月~10月は長い休み期間となる。

■義務教育とはいうものの
 日本と同じ6年制で義務教育になっているが、途中で退学する子や留年する子も多く、6年間で卒業できる子は半数程度と見られている。
 科目ごとの成績を4段階で評価する通知表は月1回、テストも毎月実施され、成績が悪いと落第することもある。日本より厳しい。

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【活気あふれるカンボジアの授業】

■午前か午後の半日授業
 教室や先生の数が少ないことが原因で、通常午前・午後で生徒を入れ替える2部制になっている。授業時間は、午前が7時~11時、午後が1時~5時。

■通学にかかる時間
 カンボジアでは、末端の行政区分である村に一つの小学校を設置することを目標としているが、現状は2~3の村に小学校が一つといったところ。従って家から遠い小学校に通学する子どもが沢山いる。
 自転車通学も認められているが、15分~20分ほど歩いて通学する子が多い。

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【集団で下校する生徒たち】

■授業科目
 クメール語(国語)、算数、理科、社会の4科目を中心に、学校によっては体育、美術、音楽などを行っている。

■休憩時間
 授業の合い間に10分ほどの休憩時間があるが、女の子ならゴム跳び、男の子はサッカーなどやっている。
 売店でお菓子を買うのも楽しみの一つ。

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【休み時間にゴム跳びをする女生徒】

          2016年6月13日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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2016年6月 2日 (木)

鈴木千雄さん急逝に思う

 本会の里親会員、鈴木千雄さん(愛知県あま市)が先月12日、心不全により急逝された。
享年77歳だった。

 5月7日、東京の代々木公園で行われた「カンボジア・フェスティバル」に来てくださり、終日行動をともにした矢先のことだった。

 今月・来月と、カンボジアを訪問する予定があった。今月は9日から、愛知県板金組合青年部を中心とした皆さん(9名)が鈴木さんの引率で訪問、7月は鈴木さんの資金協力で建設中の小学校校舎が完成し、開校式に出席する予定だった。

 鈴木さんが残したカンボジア支援の業績は、簡単に説明することができない。資金協力だけにとどまらず、ご自身が現地に足を運んでの支援の実績は、本会の中では突出している。にもかかわらず、そのことを自慢することなく、淡々と活動する様は、多くの人たちに共感と感動を与えた。

 私も、10数年の長いお付き合いだったので、未だに信じられない心境である。電話すれば、今でも大声の名古屋弁が聞こえてきそうな気がするのだが、厳しい現実を受け止めるしかない。

 相撲が大好きで、7月の名古屋場所千秋楽を一緒に観戦することになっていたが、今となっては叶わぬ夢になってしまった。

 何もかもが未完成で逝ってしまった鈴木さんを恨む気持ちもあったが、今は冥福をお祈りする気持ちに変わりつつある。鈴木さんがこよなく愛したカンボジアの子どもたちの悲しむ声が聞こえてきそうだ。

 私たちは生き物である限り、いつかは土に帰る。高齢になればなるほど「その日」が近づいてくる。それまでは鈴木さんのように、人として恥かしくない人生を全うしたい。

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【里子の家を訪問した鈴木さん】

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【小学校で学用品を配った鈴木さん】

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【小学校の着工式に出席した鈴木さん】

          2016年6月6日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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