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2016年6月 2日 (木)

鈴木千雄さん急逝に思う

 本会の里親会員、鈴木千雄さん(愛知県あま市)が先月12日、心不全により急逝された。
享年77歳だった。

 5月7日、東京の代々木公園で行われた「カンボジア・フェスティバル」に来てくださり、終日行動をともにした矢先のことだった。

 今月・来月と、カンボジアを訪問する予定があった。今月は9日から、愛知県板金組合青年部を中心とした皆さん(9名)が鈴木さんの引率で訪問、7月は鈴木さんの資金協力で建設中の小学校校舎が完成し、開校式に出席する予定だった。

 鈴木さんが残したカンボジア支援の業績は、簡単に説明することができない。資金協力だけにとどまらず、ご自身が現地に足を運んでの支援の実績は、本会の中では突出している。にもかかわらず、そのことを自慢することなく、淡々と活動する様は、多くの人たちに共感と感動を与えた。

 私も、10数年の長いお付き合いだったので、未だに信じられない心境である。電話すれば、今でも大声の名古屋弁が聞こえてきそうな気がするのだが、厳しい現実を受け止めるしかない。

 相撲が大好きで、7月の名古屋場所千秋楽を一緒に観戦することになっていたが、今となっては叶わぬ夢になってしまった。

 何もかもが未完成で逝ってしまった鈴木さんを恨む気持ちもあったが、今は冥福をお祈りする気持ちに変わりつつある。鈴木さんがこよなく愛したカンボジアの子どもたちの悲しむ声が聞こえてきそうだ。

 私たちは生き物である限り、いつかは土に帰る。高齢になればなるほど「その日」が近づいてくる。それまでは鈴木さんのように、人として恥かしくない人生を全うしたい。

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【里子の家を訪問した鈴木さん】

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【小学校で学用品を配った鈴木さん】

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【小学校の着工式に出席した鈴木さん】

          2016年6月6日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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