« 2016年6月 | トップページ | 2016年8月 »

2016年7月

2016年7月22日 (金)

一発の銃声にカンボジア国民が激怒

 カンボジア滞在中の7月10日早朝、プノンペン市内のコンビニ内でコーヒーを飲んでいた政治評論家、キム・レイ氏(45)が射殺された。犯人はその場で取り押さえられたが、金銭トラブルがあったと自供しているという。

 フンセン政権下では野党に対する弾圧が強まっており、この事件に政治的背景があるとの見方がでている。

 キム・レイ氏は、政治評論家として現政権に批判的な言動が目立っていた。カンボジア国民に人気があり、半数以上の国民がこの事件に怒り、政治的背景を疑っているそうだ。

 18年の総選挙を2年後に控えたカンボジア政局は混沌としている。野党のカンボジア救国党、サム・レンシー党首は事実上亡命を余儀なくされ、ケム・ソカー副党首も軟禁状態にあるという。

 13年の総選挙後、選挙に不正があったということで連日のように街頭デモや集会が行われていたが、今はほとんど行われていない。政権側が規制をかけていると見られる。
 92年、立憲民主国家として誕生した新生カンボジア王国だが、民主主義にはほど遠い最近の現状を憂慮する一人である。

20160805_001
【射殺されたキム・レイ氏】

20160805_002
【キム・レイ氏の家族(葬儀会場で)】

          2016年8月1日(月) 根岸恒次(法人理事長)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月21日 (木)

デチョーアンカイン鈴木小学校誕生!

 5月12日に急逝した故鈴木千雄さんが寄贈した「デチョーアンカイン小学校」(カンポット県チューク郡・生徒数50人)の新校舎(3教室)が完成、7月17日に贈呈式が行われた。日本からは根岸理事長が出席、地元からシアン・ブン・レン内務省大臣夫妻ほか多数の要人・住民・生徒ら約500人が出席した。式の中で、鈴木さんを偲んで1分間黙祷がなされた。

 贈呈式は当初、鈴木さんが出席して「ふれあいの旅」の中で行う予定だったが、出席する大臣の都合で14日に延び、更に悪天候のため17日に順延となった。鈴木さんの代わりに式典でスピーチする予定だった、親友の遠藤啓さんも直前にカンボジア訪問をキャンセルするに至ったり、天国で鈴木さんが糸を引いているかのごとく、不思議なことが重なった。

 校舎に加え、二本松ロータリークラブの神野宗介さんがトイレ棟を寄贈してくれた。

 村には校舎がなく、民家の軒下を借りて授業をしていたが、現状を憂いた鈴木さんが資金を提供し校舎が完成した。子どもたちは心の底から完成を待ちわびていた。

 新校舎の教室には、鈴木さんの遺影と、カンボジア政府からいただいた感謝状が飾られた。

 完成を心待ちにしていた鈴木さん、念願叶わず贈呈式には出席できなかったが、鈴木さんの遺志は、小さな村の小さな小学校で脈々と受け継がれることだろう。

20160725_001
【鈴木さんの遺影を横に根岸理事長が代わりにスピーチした】

20160725_002
【猛暑の中、村人など約500人が出席した】

20160725_003
【鈴木さんの栄誉を讃え新校舎にネームプレートが貼られた】

20160725_004
【贈呈式でにぎわう新校舎前】

          2016年7月25日(月) 根岸恒次(法人理事長)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月19日 (火)

第33回カンボジアふれあいの旅

 7月6日~12日、第33回「カンボジアふれあいの旅」が行われ、本会会員ら7人が参加した。
 6日は移動日、活動は7日から。
 7日は、小学校を訪問して遊具(ブランコ・滑り台)と井戸の贈呈式に参加した。8日も同様だった。
 9日は、「クメール教育里親基金」の活動として、教育支援する里子の家を訪問した。
 10日は日曜日、本会が運営する児童養護施設「夢ホーム」を訪問、魚釣りなどして子どもたちと交流した。
 11日はプノンペン市内観光と自由行動、夕方には現地解散した。(12日に日本着)
 今回の旅は一部参加者を含む7人と少数だったが、内容の濃い旅だった。
 次回、第34回の旅は、11月3日~9日を予定しており、すでに申し込みが始まっている。アンコールワット観光や水上で学ぶトンレサップ湖の小学校を訪問するなど、盛り沢山の企画。締め切りは8月末日。定員は20人なので、申し込みはお早めに。

20160718_001
【里親会員の村西様が寄贈したくれた井戸の前で(学校が日本の国旗を用意してくれた)】

20160718_002
【里親会員の辻敬子さんが寄贈してくれたすべり台で遊ぶ生徒たち】

20160718_003
【夢ホームの池で子どもたちと魚釣りを楽しむ】

          2016年7月18日(月) 根岸恒次(法人理事長)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月 4日 (月)

上半期の活動を終えて

 早いもので、今年も半分終わった。「光陰矢のごとし」、過ぎてしまえばアッという間のことだが、ひとつ一つ捉えると結構長かった気もする。半年間の活動をおさらいし、更なる高みを目指して、後半の活動に備えたい。

 本会は、カンボジアでいくつかのプロジェクトを並行している。その柱が「クメール教育里親基金」。6月末日時点で、385人の子どもたちを教育サポートしている。
 卒業を待たずして退学、縫製工場などに就職する子が相変わらず後を絶たない。経済発展に呑み込まれる子どもたち、これでいいのか?と思っても、なすすべない厳しい現状を受け入れるしかない。

 ハード面では、校舎を1棟、井戸を8基、トイレを2棟、遊具を2セット寄贈することができた。

 カンボジア訪問の旅は、1月・3月(ふれあいの旅)、5月の3回。このほか、多くの支援者が訪問し、成果をあげた。

 国内では、写真展やイベントに参加し、広報活動に務めた。
 新規活動として、カンボジア語講座を2回開催、今後の交流活動に資することができた。

 7月は、第33回目となるふれあいの旅(6日~12日)から、活動が始まる。後半期も前向きに活動を推進していきたい。

20160711_001
【井戸の完成を喜ぶ子どもたち】

20160711_002_2
【里親さんからのプレゼントを届ける】

20160711_003
【ふれあいの旅では校舎の贈呈式に参加した】

          2016年7月11日(月) 根岸恒次(法人理事長)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2016年6月 | トップページ | 2016年8月 »