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2016年7月22日 (金)

一発の銃声にカンボジア国民が激怒

 カンボジア滞在中の7月10日早朝、プノンペン市内のコンビニ内でコーヒーを飲んでいた政治評論家、キム・レイ氏(45)が射殺された。犯人はその場で取り押さえられたが、金銭トラブルがあったと自供しているという。

 フンセン政権下では野党に対する弾圧が強まっており、この事件に政治的背景があるとの見方がでている。

 キム・レイ氏は、政治評論家として現政権に批判的な言動が目立っていた。カンボジア国民に人気があり、半数以上の国民がこの事件に怒り、政治的背景を疑っているそうだ。

 18年の総選挙を2年後に控えたカンボジア政局は混沌としている。野党のカンボジア救国党、サム・レンシー党首は事実上亡命を余儀なくされ、ケム・ソカー副党首も軟禁状態にあるという。

 13年の総選挙後、選挙に不正があったということで連日のように街頭デモや集会が行われていたが、今はほとんど行われていない。政権側が規制をかけていると見られる。
 92年、立憲民主国家として誕生した新生カンボジア王国だが、民主主義にはほど遠い最近の現状を憂慮する一人である。

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【射殺されたキム・レイ氏】

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【キム・レイ氏の家族(葬儀会場で)】

          2016年8月1日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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