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2016年8月 1日 (月)

クメール教育里親基金活動報告(7月)

 何らかの理由で両親または片親を亡くし、かつ貧困な家庭にあるカンボジアの子どもたちが安心して学ぶことができるようにと、本会は2003年に「クメール教育里親基金」を創設、現在390人ほどの子どもたちを教育支援している。

 7月8日、里親会員の稲吉忠さんを連れ、稲吉さんが教育支援している2人の里子が住む村を訪問した。
 プノンペンからおよそ3時間半、今年の3月に新校舎が完成した「ソリヤ小学校」のある村。相変わらずの悪路に閉口気味だが、何とかたどりついた。

 里子が住む村の産業は、林業のみ。山から木を伐りだして木材運搬車で運ぶ仕事だ。里子の母親は、この村でささやかな売店をやっていた。その日暮らしの生活、稲吉さんがお米をプレゼントし、とても喜んでいた。

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【お米をプレゼントした稲吉さんと里子】

 7月16日、レン・サンポスちゃん(17歳)の家を訪問した。
 彼女は小学校3年生から「クメール教育里親基金」の教育支援を受けていたが、家が貧しく中学1年で学校を中退した。しかしその後も里親さんのご厚意で「生活支援」という形で支援を継続している。

 彼女は今、車で1時間半かかる縫製工場の女工さんとして働いている。朝5時半に家を出て、7時~11時まで働く。2時間休憩後、午後1時~5時まで働く。1日8時間労働で、月給は160ドル。お休みは日曜日のみとのこと。月給160ドルの中から、工場の周辺で食べる朝食、昼食、車代などを差し引くと80ドルを家に入れるそうだ。
 機会があれば、もう一度復学したいと言っていた。

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【レン・サンポスちゃん】

 7月19日、里親さんからのプレゼントを持って、7人の里子を訪問した。貧しいながらもけなげに生きている子どもたち、里親さんから頂いたプレゼントを心から喜んでいた。

          2016年8月8日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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