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2017年2月 7日 (火)

特殊詐欺被害者の8割が65歳以上!

 カンボジアの地方へ行くと、小・中学校から校舎建設の要望が絶えない。全国的に建て替えの時期なのかもしれないが、最大の要因は子ども人口の増加だ。

 産業の発展も関係しているようだ。例えば、カンボジアではサトウキビ畑が多いが、従事する作業員が畑の近くに移住するとそこに新たな村ができ、子どもができると学校がほしいということになる。

 カンボジアは日本と違って、電車やバスが発達していない。地方の移動手段はバイクタクシーが中心だが、子どもたちの通学手段としては高価だ。自転車か徒歩になるのだが、一年中暑い国なので徒歩にも限界がある。結局退学してしまい、家事の手伝いや工場に就職してしまう。

 こうした弊害を防止するため、カンボジア政府は一つの村に一つの小学校を目標にするという。しかしながら財源が乏しいため、国際支援を求めざるを得ないのが実情だ。

 警察庁の発表によれば、振り込め詐欺など特殊詐欺の昨年1年間の被害額は、約406億3千万円だったそうだ。2年連続で減少しているが、4年続けて400億円を超えており、依然深刻な状況が続いている。

 被害件数は1万4151件で6年連続の増加、被害者の8割近くを65歳以上が占めた。
 この数字を見るたびに、これだけあればカンボジアでいくつの小学校ができるかな?と思ってしまう。

 ざっくり計算すると、1棟500万円として、8千棟の校舎ができる。井戸なら1基20万円として計算すると、とてつもない数の井戸を掘ることができる。

 詐欺に引っかからないようにすることが大事だが、資産が増えるという甘言に騙され、大切な老後資金を失うケースが多いと聞く。いい年をして欲をかいた結果だ。

 人はいつか死ぬが、あの世に財産を持っていけないのなら、生きているうちに世のため人のため、有用に使いたいものだ。

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【カンボジアに建設中の小学校校舎(プレイベーン県パンクラッチ小学校)】

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【新しい校舎で授業を学ぶ小学生たち(カンポット県デチョーアンカイン小学校)】

          2017年2月13日(月) 根岸恒次(法人理事長)

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