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2018年5月 2日 (水)

2人の日本人の死は一体何だったのか?

 東南アジアの小国「カンボジア」、その動向が日本の3大新聞に載ることは、滅多にない。  しかし、5月1日付け朝日新聞、全国版の1面と2面を飾ったのは、まぎれもなく「カンボジア」。10年に一度、あるかないかの快挙(?)といえる。

 拍手喝采といきたいところだが、記事内容を見て、カンボジアの先行きを不安視する読者も多かったに相違ない。

 記事の見出しは「中国手本ー民主化なき発展」。一言でいえば、民主化より安定を優先させようということ。発展のさなかに政治が混乱してはいけない。そんな政治の動向を、あながち否定的ではない雰囲気が、国民の間に漂っているという。

 民主主義の根幹は、男女平等をうたった普通選挙だと思う。                  

Photo  
         久しぶりにカンボジアの記事が1面を飾った

 

今から25年前、「新生カンボジア」は普通選挙を実施するため、国連の力を借りた。国連の選挙監視員としてカンボジア国内で活動していた日本人の中田厚人さんは、活動中に選挙を妨害する反対派により殺害された。

 また、国連の文民検察官として任務に当たっていた日本人の高田晴行さんも、任務中に殺害された。

 こうした日本人の犠牲もあり、カンボジアは民主主義国家として、一歩一歩実績を積んでいたにもかかわらず、ここにきていきなり独裁化している政治情勢を見ると、あの2人の血と汗は一体何だったのだろうか?と素朴な疑問を抱かざるを得ない。

         2018年5月2日(水)         根岸恒次(法人理事長)


 

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