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2019年10月28日 (月)

6年続いた「もの作り技能講習会」

「魚をあげるより、魚の釣り方を教えなさい」という諺があります。

 当会は、この20年間にいくつかの職業訓練プロジェクトをカンボジアで行いました。その一つが「もの作り技能講習会」
です。具体的には、板金加工技術を習得するための講習会です。その主人公は、鈴木千雄さん(愛知県出身、故人)でした。
 
 鈴木さんは、日本では有名な板金加工技術者で、「現代の名工100人」に選ばれるほどの卓越した職人でした。
 
 子どもたちに板金加工の技術を教え、自立の手助けをしたいと考え2009年11月、開設後間もない児童養護施設「夢ホーム」に「職業訓練棟」を造りました。
 
 翌2010年5月には、「夢ホーム」や近所の子どもたち12人が参加して、第1回「もの作り技能講習会」が行われました。
 
 以後、鈴木さんは隔月にカンボジアを訪問、2016年5月に急逝するまで6年間に亘り、講習会を続けてくれました。
 
 鈴木さんが亡くなった後、後輩の「愛知県板金工業組合青年部」の皆さんが毎年カンボジアを訪問、短期間ですが「夢ホーム」の職業訓練棟で、子どもたちに板金加工技術を指導しています。
 
 人を愛し、人から愛された鈴木さんの成せる業でしょうか。

【写真=職業訓練の様子と、鈴木さんが作った板金の風呂に浸かる夢ホームの子どもたち・写真提供=遠藤啓さん】

画像に含まれている可能性があるもの:3人、室内

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